入学前に身に付けておくこと 〜 入学準備ガイド 小学校編
入学前に身に付けておくこと
入学前に子供たちが身に付けておくことで、とくにポイントとなる点です。
生活面で身に付けておくこと
・あいさつ
・早寝・早起き
・交通ルールを守り安全に歩ける
・持ち物の管理
・トイレに一人で行けること
・自分で着替えが出来ること
・落ち着いて椅子に座っていられること
・人の話をしっかり聞くこと
小学生になると子供たちはチョットした独り立ちをすることになります。小学校では、これまで、ママに手伝ってもらっていたことも、自分一人で行わなければなりません。また、幼稚園や保育園とは違い、先生は身の回りのことは手伝ってくれませんので、トイレはもちろん、着替えや荷物の管理なども、自分ひとりで出来るように練習しておきましょう。
授業が始まると、授業時間中は自分の席に座ってしっかり先生の話を聞くことが必要になります。ここで落ち着きがなく椅子に座っていられないと、本人が授業に集中できないだけでなく、授業の妨げとなり、周りの友達や先生へ迷惑を掛ける問題児となってしまいます。
また、小学校へは、子供たちだけで行くことになります。入学直後は、交通事故に遭わないか?トラブルに巻き込まれないか?など、親としてはとても心配になります。交通ルールを守り、ひとりで安全に歩けるようにしましょう。
学習面で身に付けておくこと
・ひらがなの読み書き
・カタカナの読み書き
・数字の読み書き
・数を数えられること
・自分の名前をひらがなで書けること
ひらがなやカタカナの読み書きに付いては小学校で最初に教える内容ですが、実際には、大半の子供たちが幼稚園や保育園で練習して読み書きが出来るようになっています。そのため、小学校の授業では、ひらがなやカタカナの読み書きが出来ることが前提で軽くしか教えません。そして、ここでひらがなやカタカナの読み書きが出来ないと、その後の授業に付いていけないばかりか、難しくて出来ないという感情を抱いてしまい学習意欲を奪ってしまうこともあります。
また、算数でも、大半の子供たちは幼稚園や保育園で身に付けてくるので、数字の読み書きは出来るのが前提です。足し算などはキッチリ教えてくれますが、数を数えることは読み書き同様に出来ることが前提として授業が進められるようです。
学習の習慣付け・入学準備学習
小学校入学準備としては、教材や家庭学習用の通信教育などが数多くあります。また、小学校の入学準備として年長・年中向けの学習講座などもあります。パパ・ママが先生として教えることも可能ですが、どうしても甘えてしまい難しいです。そんな時には、これらを活用することで、効率よく小学校で必要となる基礎学力を身に付けることが出来ます。ここでは口コミで人気の高い学習教材や学習教室に付いて、特長を紹介します。
小学館アカデミー 「小1準備コース」 (年中・年長向け)
入学後に必要となる国語力(読む・聞く・書く・話す)や算数力(数・計算・形・量)などの基礎学力をしっかり身に付けるとともに、学習する習慣や学習への意欲を養い、学ぶことの楽しさを身に付けることにポイントを置いた学習教室です。
参考:総合学習教室「小学館アカデミー」
七田式家庭学習システム「もっとはっぴぃタイム」 (4〜6歳向け)
DVDに収録された映像で右脳の力を刺激した学習を行い、ワークブックを読み書きして左脳を刺激した学習を行うという、右脳と左脳の連携まで考えた学習システム。文字の読み書きはもちろん、足し算や英語、歌やつなぎ言葉などを通して、子供の能力と心を育てるというシステムです。
参考:右脳・左脳・心をバランスよく育てる!【 はっぴぃタイム 】